清水のブログ

「いち」大学生の日々

基礎乗船実習に参加しました(8/31~9/3)

お久しぶりです。

8/31~9/3まで、海洋生物科学科の基礎乗船実習に参加したので、そのことを書きます。

乗船実習にスマホを持って行かなかったのでブログは書かないつもりでしたが、友達に「書きなさーい!」と言われたので書くことにしました。ブログやってるってことも知ってくれましたし。(広める方法が口伝えという。つくづくアナログです。)

もしもこれから基礎乗船実習に参加する予定のある人は参考にしてみてください。

1日目

教養棟からバスに乗り5時間。函館の港からおしょろ丸に乗り込みます。

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おしょろ丸。容積は1500トンほど。

出港時には、応援団(1人)の方が駆けつけて送り出してくれました。出向してからもしばらく堂々と送り出してくれた姿はステキでした。ちなみに馬術部の先輩です。

出向の後、一緒に乗船する方々のお話を聞き、夕食を食べ、イカ釣り実習に臨みました。

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夕食。アジフライ、カキフライ?、クリームコロッケ?、エビフライ。

今回のイカ釣りは釣り竿ではなく、糸におもりと仕掛けをつけ、かかったら糸をひたすら手繰っていくという作りの道具です。

f:id:shimizu_blog:20190904130221p:plainすごく分かりやすい図解。

残念ながら僕は釣れませんでしたが、みんなたくさん釣っていました。一番多いところは、1時間で7杯!すごい。

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釣り上げられたイカちゃん。環境によって色を変えます。

釣ったイカは刺身にして食べました。

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釣ったばかりのイカイカ刺し

担任の先生曰く、「釣ったばかりのものはどんな高級なお店のイカ刺しより美味しい」とのこと。確かに、今まで食べた中で一番美味しかったです。

釣りの後、イカの解剖をしました。(写真はない。)

イカの解剖は一年生の頃の自然科学実験でもおこなったので慣れたものです。イカならばスーパーで買ってきて解剖できるレベルに達したかもしれません。

解剖実習を終え、入浴、就寝です。

2日目

6:30に起床。船内の掃除をして、朝食です。

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お魚。アジだったかな・・・

朝食後、ブリッジ(操舵室)の見学をしました。

レーダーやら何やらありました。

ブリッジには海図(地図ではない)があり、方角や距離の測り方などを教わりました。現在はレーダーがありますが、レーダーが使えないときは海図を用いて航海するそうです。かっこいい

船の上部にはレーダーが設置されていました。

2種類のレーダーを使い分けて周囲にある物体を見つけ出します。

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アンテナ。

見学を終え、昼食。

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トーストを2枚食べさせられて苦しかった思い出

1時間ほどの休憩(寝てた)の後、CTDによる海洋観測」を行いました。

これは、海水を採取する「CTD」という装置を用いた海洋調査です。

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こいつを

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海へ

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どぼん

その後船内に戻り、採取した海水を用いて、海洋に生息するプランクトンの観察をしました。

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整然なるシャーレ。

プランクトン」の定義というのは「遊泳能力がないもの」(あるものは「ネクトン」)なので必ずしも小さなものとは限らず、シャーレの中にも肉眼で確認できるものがいます。(最大のプランクトンはクラゲ。)

観察できたプランクトンを用いたビンゴをしました。

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遊び心。

再び1時間の休憩(寝てた)の後、夕食。

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シチュー

夕食後、「DO分析」を行いました。

DO=Disolved Oxygen=溶存酸素 です。先ほどCTDで採取した海水中に含まれる酸素の量を滴定によって調べました。

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海水の入った瓶。試薬を入れて沈殿を作っています。

その後1時間の休憩(寝てた)の後、イカ釣りと「集魚灯下に集まる生物の観察」をしました。

難しく書いていますが、要するに竿を用いた魚釣りです。アジ、サバなどが釣れました。海上に魚と海鳥が集まってくる光景は圧巻でした。(写真はない)

2日目は結構なハードスケジュール+船の揺れ で少し頭痛がしていました。結構寝たのに。あるいは寝たのが悪かったのかも知れません。

3日目

6:30に起床するや否や、甲板(デッキ)の掃除をしました。

生まれて初めてデッキブラシでデッキを掃除しました。デッキブラシも自身の原点を見いだして喜んでいることでしょう。

掃除を終え、朝食。(ここだけ写真なし)

その後、採泥器を用いて函館の海底(水深25m)の泥を採取し、そこに住むベントスの観察をしました。 

「ベントス」というのは、プランクトンやネクトンと異なり、海底や岩礁で定住生活を行う生物のことです。

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採取した砂と整列された貝たち。

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ヤムシ、シオムシ、ナマコ、クモヒトデなどのベントス。

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なんとびっくりヤドカリちゃんもいました。

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グミ(ナマコ綱)を手に乗せる僕。

様々な生物がいました。

そして、これは下船の際にTAさんに言われたことですが、みんな生物に対して興味津津なあまり、閉じた貝をこじ開けたり「かわいい~!」って言いながらナマコをハサミで切り開いたり、世間で言えばなかなかにエグいことをしていました。(自分もまた。)

いやー、理系だな。海洋生物科学科だなって感じです。生物が好きだということと、「もっと知りたい!」という好奇心は相反するものではないというわけです。

ベントスの観察が4日間で最後の実習だったので、実習終了の時間が来てもどの班も30分くらいオーバーしていました。

さて、最後の実習が終わり、夕食。

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ジンギスカン。メーメーメー。

夕食が終わったのが18:00頃。明日は実習もなく帰るのみなので、みんな各々好きなことをし始めます。

TAさん持ち込みの乃木坂46のライブDVDをみる人たち。トランプをする人たち。人狼をする人たち。甲板で釣りをして釣った魚で煮付けを作る人たち。

少なくとも僕の目には全員が楽しそうに映りました。

「3日目にこんなに自由時間がある理由が分かる気がする」と、ある子は言っていました。なるほどですね。

僕は、警戒心が強い+人に話しかける勇気がない のコンボで人と接するのは苦手なのですが、海生(海洋生物科学科)の人はみんな優しく話しやすい人ばかりでとても楽しい夜を過ごせました。友達も増えましたし。これからの授業が楽しみです。

4日目

6:30起床。掃除、朝食を終え、いよいよ下船です。

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和食。

無事に全員元気に下船することが出来ました。

その後、札幌行きのバスの出発までに5時間ほど空き時間があったので、函館観光をしました。

函館は先月も訪れたので、そのときと違う場所へ行くことにしました。

先月↓

shimizu-blog.hatenablog.com

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 ベイエリアのお店を回り、ラッキーピエロで昼食を食べ、教会へ行ったり、オルゴール館へ行ったり、ごまのアイスを食べたり、お土産を買ったり。しっかりと観光しました。

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ベイエリアのネコ。手元の函館での写真これだけでした。

1人で回るのも良いですが、複数人で回るのも賑やかな楽しさがあって良いものですね。

観光を終えすっかり疲れた一同はバスに乗って札幌へ。当然車内ではおねんねです。

無事札幌に着き、帰路につきました。

おわりに

 最後に、実習中のお話にあった言葉で締めようと思います。

「フィールドワークでは、目的を持ってそれを達成するために動くが、思いもよらない発見をすることもある。しかし、発見のためには心のアンテナを張っておかなければならない。」

こんなようなお話がありました。

なるほどです。しかもこれ、個人的にはフィールドワークに限らず、日々の生活でも言えると思うのです。

日本縦断の際も感じましたが、世の中は広いのだからずっと同じ場所に閉じこもらないで、アンテナを張って「いざ!」と感じたら行動に移せるような。そんな人になりたいものです。

 以上で基礎乗船実習の記事は終わりです。読んでくれてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ、先生がこのブログ読んでA+くれないかなーーーーーーーーーーー