清水のブログ

「いち」大学生の日々

『死にがいを求めて生きているの』-2 前田一洋(前編)-

 続きです。毎日書くはずが、早速空いてしまいました。

 

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あらすじ

主人公、前田一洋は、冬休み明けに、神奈川から北海道の小学校に転校してきました。

同級生の南智也と堀北雄介と仲良くなります。

3人は、放課後に河川敷にビニール袋を持って集まり、それに乗って滑って遊んだりしていました。

ある日、智也の部屋で遊びます。

3人は『帝国のルール』という漫画が好きです。軍が主役の漫画のよう。

漫画内の「ウィンクラー大佐」が特にお気に入りだそうです。

智也がお菓子を取りに部屋を出ているとき、一洋は本棚の上に絵本を見つけ手に取ります。

智也が部屋に戻ります。するとすぐに、絵本を強い力で引っ張ります。

感想(というか考察?)

絵本は気になりますね。

智也が自分で作ったものではないかと推測してみます。

 

考察っぽくなったので感想を書きます。

一洋が転校したことを実感するシーンがあります。

体育のスキーの授業で、遊んでいる同級生を見渡したときでした。

彼は「両目いっぱいに移る新しい世界と、自分の体に起こっている小さな変化」が重なったとき、自分の変化を受け入れられる、と考えます。

なるほど。

たとえば、旅行で新しい世界を見ただけでは変化は感じません。

だけど、引っ越して、その土地で料理をしたときなんかに、重なって、変化を受け入れるのでしょう。

僕も来月引っ越すので、こう思うかもしれません。

別の小説になりますが、『サラバ!(上)』にも同じようなことが書いてありました。

日本からエジプトのカイロに引っ越し、「ここで暮らす」のを実感したのは「熱い紅茶を飲んで口の内側の粘膜が剥がれたとき」とのこと。

別の作家が同じようなことを書くのは面白いですね。

自分ならどう書くのだろうと思うと、小説書いてみたくなります。

 

あと、堀北雄介の押しが結構強いです。悪気はないんでしょうけど、人のものを強引に借りたり。僕は苦手なタイプです。

一洋と智也は結構押されて声が小さくなってます。

ほんとに仲良しなのかな。と思います。でも友達ってこんなものかも。小学生ですし。 

 

さて、今回はなんだか実況みたいになりました。

あれこれ推測しながら楽しむこともできそうです。

今回はこれでおしまい。