清水のブログ

「いち」大学生の日々

『銀河鉄道の夜』宮沢賢治

amazarashiの『スターライト』という曲が、『銀河鉄道の夜』を元にした曲ということで、原作を読んでみました。

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まず、『銀河鉄道の夜』というタイトルが煌びやかでなんとも素敵です。タイトルだけで勝ってる感さえあります。

内容は、正直よく分かりませんでした・・・。

あらすじは「ジョバンニが銀河鉄道に乗って旅をする夢を見る」とまとめられます。

ただ、夢の内容が難解です。さまざまな示唆に富んでいるような気はするものの、支離滅裂に感じてしまいました。

 

宮沢賢治は、盛岡高等農林学校(現 岩手大学農学部)を卒業し、花巻農学校の教諭をしていたそうです。

それもあってか、作中に科学用語が多く登場します。

「アセチレンランプの灯り」「リチウムよりもうつくしい」「水素よりも透明」など。

「リチウムよりもうつくしい」は赤色の情景を指していたので、リチウムの炎色反応のことだと思います。「水素よりも透明」は、水素が最も小さい原子だから、そうとうに透き通っているということかな?

ファンタジーな世界観とこれらの言葉の組み合わせによって、作中には独特の幻想的な雰囲気が漂っていました。

 

読後に「銀河鉄道の夜」で検索したら、解釈を書いているページが多くありました。(こういうとき、Wikiediaのコピペみたいなクソサイトが増えたと感じます。個人のブログの方が信頼できるくらいです。)

「銀河鉄道の乗客はジョバンニ以外死んでいる」とか、宮沢賢治による造語の解釈とか。

多くの人がこの作品に魅了されているのが分かりました。

示唆に富んでいるがゆえに様々な解釈が可能で、それが愛されるゆえんかもしれません。(冒頭のamazarashiの曲もその一つですね。)

あと、出版社によって内容に追記があったり削除された部分があったりするらしいです。(個人的に新潮文庫版は注釈とかが気に入りませんでした。)

もう一度読んだら内容をより把握できて、違う解釈ができるかもしれないので、いずれ読みたいです。